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夜の帳(とばり)が下りる頃
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PENTAX K10D & DA12-24mm

多分、このくらいの空にいい表現ですよね。
夕焼けよりも、もうちょっと夜空が濃くなった頃かなあ。。。
「とばり」って言葉は知ってましたが、「帳」と書くのは知りませんでした。
広辞苑によると、「室内に垂れさげて、室内を隔てるのに用いる布帛。たれぎぬ。たれぬの。」と書いてあり、
用例として「夜の帳につつまれる」が記されています。

平安時代くらいから貴族の住まいにあった布のことだそうで、夜寝る時におろしたものだそうです。
(ナントナク想像ハデキル。。。)
蚊帳の「帳」もこれに通じるものだそう。
これが転じて夜空が上から下りてくるさまに使われだしたようですね。
ですから動詞は、
「夜の帳がおりる」か「夜の帳につつまれる」のが正しいようです。

英語だったらなんていうんだろう。twilightとかいうのかな?
でも「夜の帳」のほうがずっと雰囲気ありますよね。
by basukettoboru | 2007-06-20 10:11 | 自然・風景
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